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美術刀剣「龍神堂」
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和泉守兼定(之定)(薙刀直)(白鞘・拵付) 刀
商品番号 001-002-075
表 銘 和泉守兼定作 元 幅 30.4mm
裏 銘 なし 元 重 8.9mm
刃 長 61.2cm 先 幅 27.9mm
反 り 1.4cm 先 重 4.3mm
登 録 兵庫県教育委員会 昭和39年 9月 目釘穴 1個
時 代 室町時代 ハバキ 金着せハバキ
鑑定書 日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」鑑定書
価 格 売却済
身幅広く、重ね厚く、鎬高く、横手力強く張り、反り姿良く、大長巻を直した一刀で、尖り刃と頭の丸い互の目が多い室町後期の美濃物の特徴を出す、豪壮な一振。 和泉守兼定は、室町から江戸・明治まで活躍した刀匠で特に2代(之定)と3代(疋定)は有名である。また、11代兼定は新撰組の土方歳三が佩刀した事で人気が高い。 本作は、日刀保発行「刀剣美術」の第547号の「本部定例鑑賞会」の鑑定刀四号にも掲載され、地刃姿が清麿風で、珍しいとして紹介されている。 地肌 板目、所々流れ、大模様な肌合を見せ、地沸よくつき、鍛えチリチリと立ち、金味粘りあり冴える。 刃紋 互の目丁子、尖りを交え、小沸深く、刃先まで輝く様を見せる、沸足盛んに入り、島刃心を交え、ところどころ湯走りかかり、裏に腰刃風を交える。 鋩子 焼き幅広く、乱れ込み、焼き詰める。