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薙刀 宗次作(白鞘・拵付)
001-002-067
薙刀 新々刀 上々作
表 銘
天保十二年月日
元 幅
27mm
裏 銘
宗次作
元 重
7mm
刃 長
35.0cm
先 幅
27mm
反 り
1.9cm
先 重
5.5mm
登 録
兵庫県教育委員会 平成14年9月
目釘穴
1個
江戸時代
銀ハバキ
価格:33万円
享和3年(1803)奥州白河に生まれた固山宗次は固山宗兵衛(惣兵衛)といい兄に宗平、宗俊がいます。 初め白河松平家に抱えられ奥州白河藩工となりましたが後に江戸に出て加藤綱秀の門人となり桑名藩工として江戸麻布永坂四谷左門町にて鍛刀しました。加藤綱秀に鍛刀を学び、山田浅右衛門に刃味の指導を受けたといわれています。精良斎、一専斎とも号しています。弘化2年(1845)備前介を受領し、備前丁子乱れの第一人者として当時から大変人気、名声のある刀工でした。源清麿がおなじ四谷に鍛冶場を開業するに あたり近所であるのに挨拶がなかったことに怒り「果たし状」を送り付けたという逸話がのこっています。清麿の奔放さと当時の宗次の地位の高さを物語る面白い話です。美しい白鞘がついています。
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