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牡丹透かし図 鉄地 撫角形
0011-023
鍔
表 銘
長州萩住河治作
寸法(縦)
72mm
裏 銘
なし
寸法(横)
67mm
寸法(厚)
6mm
江戸時代
日本美術刀剣保存協会 特別貴重小道具認定書付
価格:10万円
長州萩は毛利家36万9千石の城下町として栄え他藩へ売り財源を確保する為に積極的に鍔作りを奨励しました。この為東の会津に西の長州と云われ鍔工とその作品が多い。毛利氏以前にこの地を支配していた大内氏は京都から古正阿彌系の鍔工を招いて製作させました。その後毛利氏の時代になっても埋忠系の岡田氏が移住してくる迄は、正阿彌の流れを汲む河治、中井、岡本の3家が主となって鍔の製作を行っていました。 長州鍔の著名な家に河治、中井、岡本、岡田、金子、中原、藤井、井上、八道等があります。 本作はその河治作で牡丹を写実的に彫られています。
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