出羽大掾藤原国路 (拵付)  脇差
001-002-083
脇差
表 銘出羽大掾藤原国路 元 幅3.2cm
裏 銘寛永元年吉日 元 重7.8mm
刃 長45.5cm 先 幅2.25cm
反 り1.0cm 先 重5mm
登 録東京都教育委員会 昭和59年2月 目釘穴2個
江戸時代
銀ハバキ
日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書付

価格:98万円
出羽大掾藤原国路は新刀鍛冶の祖堀川国広の高弟で国広没後慶長19年から20年の間に出羽大掾を受領したと思われます。国広門下中随一の器用人で備前伝以外の各伝にも通じており、国広よりも作域が広く、焼刃も出入りの激しい華麗なものが多く,沸,匂の動きが見事です。 この脇差は寛永元年吉日年号が入れられた資料的に希少作である。刀身に疵欠点無く、地影織り成す板目肌に地沸厚く付きゆったりとした、のたれを基調に刃中小沸明るく、砂流し、現れる、重量感たっぷりの脇差です。
























黒呂塗脇差拵
拵えは鍔赤銅石目地松、鶴の見事なものです。 目貫:高彫金色で、鶴のデザイン金無垢の可能性あり、縁、頭と小塚が波飛沫をあげる波涛文金具です。 小柄の穂は「賀州兼若」の正真在銘がついています。見事な刀装小道具の付いた出羽大掾藤原国路を収めるのにふさわしい時代拵えです。




























   



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