南洲大守容堂公献上脇差 (白鞘)
001-116
脇差
表 銘南洲大守容堂子於妹婿上杉某家献鍛錬之以 元 幅31mm
裏 銘阿爺時戌午春正月 元 重6.5mm
刃 長1尺3寸1分0厘 先 幅24mm
反 り1分2厘 先 重5mm
登 録千葉県文化財保護委員会 昭和26年3月 目釘穴1個
江戸時代
銀ハバキ
日本美術刀剣保存協会  保存刀剣鑑定書付

参考品
茎(なかご)刻された文字は、山内容堂の妹(友姫)の嫁ぎ先の親戚筋」に当たる、上杉家において、山内豊範が本刀を鍛錬し、阿爺(親)となる容堂公に献上した作とされています。 本作は安政5年(戌午)正月」の作であり、史実によりますと、友姫の夫である、三条公睦は、嘉永7年2月11日に没しており、本作はその4年後に、友姫の嫁ぎ先にて親交を深めた際の武士の正月行事の一環として製作、お品でないかと思われます。 江戸時代」のお休鞘に、目釘穴のない、刀は平造り寸延脇差で、資料的価値の高い、山内容堂公所縁の刀であると思われます。 山内豊範:江戸時代末期の大名。土佐藩の第16代(最後)の藩主。爵位は候爵。三条実美の従弟に当た ります。
















   



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